趣旨

EMCの様々な課題について、会員及びNICT職員が、研究会などを通じて情報交換や意見交換を行い、さらに測定調査や見学実習を行うことによって、EMC関連技術に関する理解を深め、併せて、我が国のEMC関連技術の向上に役立てることを目的とします。
各研究会の活動範囲を拡張し、我が国が将来取り組むべき電磁環境分野の研究課題について幅広い議論を行うため、平成28年度より研究会を再構成し、新たに将来課題研究会を加えました。

NICT/EMC-net パンフレットはこちらです。

研究会(平成28年12月更新)

1)EMC測定法研究会

本研究会では、CISPR(国際無線障害特別委員会)で検討されている放射・伝導妨害波測定法、およびIEC TC77(電磁両立性技術委員会)で検討されているイミュニティ試験法を対象として、規格策定・改定審議における技術的背景や要点を紹介し、これらの測定法・試験法の問題点や現場での対応策・改善策等につき、幅広い議論・意見交換を行います。

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2)EMC校正法研究会

現在CISPR/SC-AでNICTが議論を主導している放射妨害波測定用アンテナの校正法や妨害波測定場の評価法、高周波測定器や電磁界プローブの校正技術について国際動向や技術的課題を紹介し、uncertainty評価や実際の校正における問題点などについて広く意見交換を行います。

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3) 人体の電磁界ばく露評価研究会

携帯電話、RFIDや無線電力伝送技術等、近年の電波利用環境の普及・拡大に伴い、電磁界への人体ばく露に対する関心が高まっており、また製品開発においても電波防護指針や国際ガイドラインへの適合性確認が重要になってきています。本研究会では電磁界への人体ばく露に関する研究・開発動向や規制動向等を紹介し、幅広く意見交換を行います。

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4)将来課題研究会

上記(1)~(3)の研究会を含む電磁環境技術分野において今後我が国が取り組むべき重点的研究課題について、担当する主任・幹事が適宜開催し、技術トレンドや国際動向も踏まえて幅広い議論・意見交換を行います。

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5)APD応用研究会(H28年度よりEMC測定法研究会に移行)

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6)先端電磁波計測研究会(活動終了)

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研究会の内容、回数、会費

  1. NICT職員・会員・外部講師による講演、および情報交換や意見交換を行います。
    また、個々の問題に関して、調査測定や見学実習を行います。
  2. 開催時期は研究会によって異なりますが、各研究会とも年1~2回程度開催致します。
    なお、出席希望者多数の場合は先着順になります。
  3. 会費は無料です。

研究会登録申込み

研究会への登録希望の方は登録申込書にご記入の上、E-mailにてNICT/EMC-net事務局宛ご送信ください。

なお、ご登録にあたりましては、NICT/EMC-net 会員規約に同意いただいていることを条件とさせていただきます。このことをご了承の上、お申込みください。

ご登録会員様には研究会、シンポジウム等の開催をメールにてご案内いたします。

研究会活動報告